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Posted by ミリタリーブログ at

2018年07月18日

【インターネット警務隊】

この業界に於いて、厄介極まりない存在である。

本来の警務隊(防衛省に属している本物の部隊)ではなく、ヲタク(民間人)や元自衛官、現役自衛官であってもその職権を行使する立場に無い者が警務隊の様な発言及び行動をする事を指す言葉である。

簡単な例を挙げると、オークションサイトにて規定違反と思われる物品(官品や員数外の項目を見てね)を発見し、SNS上にスクリーンショットやURLを投稿して拡散し、ただひたすらに叩きまくる事である。

当の本人たちは、
①自分は正しい事をしている
②自分は国の為を思って行動した
③何一つ間違った事はしていない
④反論した奴は害悪ミリヲタだ
と考えて行動しているパターンが大半である。

しかしながら、この行動は業界だけでなく、本来の警務隊の業務に対しても迷惑をかける行為である(はっきりと言う)。

確かに彼らの行動原理は一切間違っていない。寧ろ褒められるべき内容である。
だが、現実は全く違う。
①本来の警務隊の業務を圧迫する
(例として、既に押さえている内容が膨大な数となる等)
②容疑者が気付いてしまい、証拠隠滅を図って逃げてしまう
③間違った晒し上げの場合、本人たちが罪に問われる
(名誉毀損や営業妨害など)
④知識の無い全くの一般人にまで、本来の意図しない形で情報が拡散し、間違った解釈によってマスコミが曝露する危険性がある

上記を踏まえた上で行う覚悟があるならば、はっきり言ってやってもいいだろう。

ただ、よくよく考えてほしい。
正義感に駆られて拡散や叩きに熱中して得られるものよりも、背負うリスクや周囲への迷惑の方が尋常じゃなく多いのである。

また、核心を突く話になるが、
★インターネット警務隊がやるまでもなく、既に情報は本物の警務隊が全て押さえています★
ハッキリ言うと、彼らをバカにしないでほしい。
仕事をしていない訳が無いだろうが。
彼らの存在意義を否定しないでくれ。



以下余談(´・ω・`)
まぁ今は無いと信じたいがね…、以前にあった実話なんだが。
とても欲しい物が手に入らなかったり、単純に相手が気に入らないからと言った行動原理だけで、それをやってた馬鹿野郎が居たよ。
本末転倒かつもはや擁護すら出来ないレベルなので、もし心辺りがあるのであれば、今すぐ改心して努力し直すか業界から消えて。  
Posted by 陸私展 at 12:00Comments(1)業界用語解説